1976-06-02 第77回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号
○片山証人(通訳) 上杉さんが浅野物産のマネジャーをしておられたころ、上杉さんにお会いいたしました。そのころ、上杉さんは、スチールとかそれからスクラップを扱っておられました。その後、浅野物産と朝日物産が東通と合併いたしまして、その東通のころ、上杉さんと私はビジネスをしていたことがあります。その後、東通が、何年前か厳密には覚えておりませんが、丸紅と合併いたしました。
○片山証人(通訳) 上杉さんが浅野物産のマネジャーをしておられたころ、上杉さんにお会いいたしました。そのころ、上杉さんは、スチールとかそれからスクラップを扱っておられました。その後、浅野物産と朝日物産が東通と合併いたしまして、その東通のころ、上杉さんと私はビジネスをしていたことがあります。その後、東通が、何年前か厳密には覚えておりませんが、丸紅と合併いたしました。
○大久保証人 はっきりした記憶がございませんので、あるかないか返事できませんが、夕べ私が知りました限りでは、ハイマン・マイケル社というのは浅野物産の取引先であると承知しております。
ところが、この鈴木氏がこれにかかる資金数億円を得るために銀行から融資を受けて株を買い占め、そして浅野物産とか、東都水産、日本化学、北陸銀行、日本加工製紙、あるいは北越製紙など、三十数社の株を買い占めて、その会社に時価より高く売りつけたと、その際、脅迫行為があったという事件が起こりまして、昭和三十五年十一月二十三日に逮捕されました。
第一番には第一物産、安宅産業、岩井、山長、浅野物産、三井木材、田村商会、これ以外には、あとの二十四社というものは木材の木も知らなければ、米材の米も知らないようなもので、これに外貨の割当を最低三千五百五十ドル以上ずつ割当をやつております。そうしてこの輸入の申請手続におけるところの既定契約の優先割当方式を変更しで、二十八年度輸入実績のみを基準として割当てることとしたと発表しておる。
ことに株式会社久里浜会館なるものは、その社長は小田光治と申しまして、浅野物産の専務取締役をやつておつた人で、これは財閥関係に関連して追放をせられておる人物である。なおまたその専務もやはり浅野物産の大阪支店長をやつておつた人で、追放をせられておる人である。
と申しますわけは、これは元来浅野物産の援護物資部なるものが保管をしておりましたもので、過去の第二復員省が所管をしておつたもので、これを私どもごく最近知つたのでございますが、厚生省の社会局と第二復員省と協議いたしました結果、東北六縣と北海道の要援護者等に配給することになつたそうであります。
それから福岡合名会社に、海軍病院からの保管を委托された薬品が約五十一万円相当のものが隠匿されまた舞鶴繊維製品の商業組合で、海仁会及び漁軍工廠の共済組合から、拂下げを受けた布帛製品か約一万四千点の隠匿事件、浅野物産の舞鶴出張所で、やはり海軍の共済組合からの関係物資を、援護物資という名のもとに横流しをした事件がございます。
最近大阪造兵廠事件、呉工廠事件と、続々暴露され、引き揚げ援護物資、復員等に関する暗黒の事実は、浅野物産事件、神奈川事件國民の眼前に曝されつつあります。先きの軍國主義者が会社に入り、御用組合を作り、その外暗黒の手段を以て労働組合の民主的発達を妨害している事実は、九月十二日占領軍総司令部の会議にも報告されておりましたし、政府はこれらの詳細を労働組合に聴くことができましよう。